ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、ジョン・ボリンジャーによって考案されたもので、3本の線で構成されています。中央の線は単純移動平均(通常20期間以上)、上下のバンドは通常この移動平均から2標準偏差離れた位置にあります。ボラティリティが変化すると、これらのバンドは拡大・縮小するという特徴があります。このインジケータを利用すると、トレンドとボラティリティを分析できます。
ボリンジャーバンドの使用法
トレーダーは、ボリンジャーバンドを使って買われ過ぎや売られ過ぎの状 況を素早く特定できます。価格が上限バンドに触れるか、上限バンドを上回ると、買われすぎのシグナルとなり、反転やプルバックが近い可能性があります。逆に、価格が下限バンドに触れるか下回ると、売られ過ぎを示唆 し、反発が間近に迫っている可能性があります。また、バンド幅が狭い場合(スクイーズ)はボラティリティが間もなく上昇し、バンド幅が広い場合はボラティリティが低下する可能性があります。