Nick Goold
ダウ平均株価
3月はボラティリティが非常に高かった米株式相場ですが、イースター休暇を控えて4月は静かな相場でスタートを切りました。米政策金利の上昇に伴って米経済後退の兆候が見え始め、ISMも市場予想を下回りました。しかし、しかし、金曜日の雇用統計は予想と一致し、市場が祝日のため休場となった影響もほとんどありませんでした。
月曜日はイースターの祝日のため静かな週明けとなるが、水曜日に発表される米消費者物価指数で変動が大きくなると予想されます。その他の経済指標としては、水曜日にFOMC議事録、金曜日に米小売売上高が発表されます。
ダウ平均株価のテクニカル分析をすると、今後も上昇を続ける可能性が高いと考えることができます。10日移動平均線が上向きになっており、今週はサポートとして機能しそうです。先週の高値を更新した場合、中期的なターゲットは34,000ドルとなるでしょう。現在、市場は強気ですが、インフレ率が市場予想より高い数値となった場合、急落する可能性があります。押し目買いのチャンスとなるかもしれません。
レジスタンス：33600, 34000, 34500, 35000
サポート：33000, 32550, 31750, 31450, 31000, 30500, 30000
日経平均株価
先週の日経平均株価は、最近の回復基調を引き継いで好調にスタートしましたが、週明けのドル円の下落に連動して利益確定の動きが多くなり、上昇を維持できませんでした。また、日本の家計消費支出が予想を大幅に下回ったため、投資家の流動化を促す結果となりました。
今年、観光客が大幅に増加した一方で、日本の消費者はインフレ率の上昇に適応するのに非常に苦労しています。日本の賃金は徐々に上昇しているが、日本の消費者はリスク回避的で、物価上昇に伴って支出を減らしているようです。
日経平均の見通しは中期的には良好であるため、先週の下落は今週の買い場となる可能性があります。また、株式トレーダーはドル円の動きを注意深く見ており、133.00円を超える動きがあれば、日経平均が一気に上昇するきっかけになるかもしれません。
レジスタンス：28500, 29000, 29250
サポート：27425, 26950, 26500, 26250, 25500, 25000
