Paula Rodriguez
第十四回目の今回は、キャッシュバックサイト「海外FXふぁんくらぶ」の坂井田さんにインタビューさせていただきました。
トレーダーの紹介
こんにちわ。海外FXふぁんくらぶ代表の坂井田です。以前は専業トレーダーとして12年くらい相場を張っていました。今は農家や飲食店なども経営しているので、タイミングによって時々トレードをする程度です。海外FXふぁんくらぶでは雑用係として頑張ってます!
FXを始めたきっかけは?
むかし派遣社員だった時代に、会社の先輩がFXでかなり勝ってるって聞いて。当時は貧乏だったので、単純にお金が欲しくて僕もFXを始めました。
どのようにFXを学びましたか?
情報商材や自動売買EAをひたすら購入して、その通りに実践していました。
正直ほとんどがうまくいかなかったのですが、負けながらも毎日チャートを見て、検証して、トレードして、売買記録をつけて。そうこうしているうちに知識や経験が溜まっていきました。
トレードを開始して最初はどうでしたか?
今思うと、初めのうちはゲームで遊んでいるような感覚で、ギャンブルトレードばかり繰り返していました。
損切りもできなくて、ついついナンピンしては資金を溶かしていました。
どれくらいかけて利益が出るようになりましたか?
7年目くらいですかね。ただ長期的に資産を形成するレベルの実力がついたのは10年目くらいだと思います。
利益が出るようになったのは何故だと思いますか?
6年間負け続けて、それでも損切できないことが悔しくて情けなくて涙が出てきて。本気で相場に向き合わなきゃと思って、トレード中に眠くなったら自分で自分をひっぱたいたりするようになって(笑)
結局のところ「損切りをする」とか、当たり前に言われていることがどうにか出来るようになったのが、一番の理由だと思います。
トレードはどのようにされているのですか?(スキャルピングや狙っているタイミング)
スウィングトレードです。損切りは早く利益は伸ばす、勝率16%くらいでコツコツ負けてドカンと勝つイメージですね。
ただ欧州時間からロンドンフィキシングまで、1日8時間チャートを監視しないとできない手法なので、色々忙しくなった今は頻度が減っています。
最近はEAやコピートレードも研究していて、評判が良いTitanFXソーシャルにも注目しています。
トレーダーとしての1日の過ごし方は?
・14時:起床、前日からのニュースを確認
・14時半:今日の立ち回りをシミュレーション
・14時50分:チャート前で待機
・14時55分:早いときはこの足から入る。
・15時:ヨーロッパ開始
・18時半:途中経過検証:シミュレーションと材料の突合せ
・21時:米国開始
・24時:残高調整と売買記録の仕上げ
基本は上記の通りですが、ポジションと材料次第で適宜変動します。トレードする時は相場以外のことは何もやりません。
取引ペアは何がメイン?
USD、JPY、EUR、GBPが絡む通貨ペアを中心に、材料次第でAUD、CHF、NYダウ、GOLDとかが入ってくる感じです。
基本的には材料をもとに、銘柄の強弱とボラティリティに対するコストの割合で仕掛ける銘柄の優先順位を決めています。
トレードする上で一番重要視していることは?
メンタル的な事で申し訳ないのですが、「相場と全力で向き合うこと」が何より重要だと思います。
その時相場を支配しているものはなんなのか。それを画面を通して感じ取ることができるまで、毎日チャートを見て「検証・実践・売買記録」を繰り返す。地味な作業ですが、本当にそれしか無いと思っています。
世の中にはあまりチャートに張り付かないタイプのトレーダーさんもいらっしゃいますが、僕には合わないですね。
つまり、色々と手を広げちゃってる今の自分は失格なんですよね(笑)