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石田 和哉

10月4週の米国市場はアマゾンやアップルが市場予想を下回る決算を発表した事で市場の上値を抑える場面もあったが、マイクロソフトが最高値を更新するなどした事で上値の重い展開を打ち消す形となった。

アマゾンはインターネット通販事業が減速する中、人手不足などによるコスト増加が年末商戦と重なる第4・四半期の業績に影響を及ぼす可能性を示唆した。

また、アップルは10-12月期について「前年比の需要の伸びは非常に堅調になると見込んでいる」とした上で、供給制約の影響は7-9月期の60億ドルよりも大きくなるとの見通しを示唆した。

その結果を受け、アマゾンは2.15%、アップルは1.81%の下落となり市場の上値を抑える形となったが、マイクロソフトが値を伸ばし331.62ドルの最高値、時価総額が2兆4900億ドルとアップルを上回った事などが市場の後押しとなり、上値の重い展開を相殺する結果となった事で市場は小幅に値を上げる展開となった、

米商務省が29日発表した9月の個人消費支出は前月比0.6%増と、市場予想の0.5%増を上回った。8月の消費支出も当初発表の0.8%増から1%増に上方改定され、消費支出が底堅く推移していることが示された。

APPLE 株価


(Bloombergより)

11月第1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
11月1日(月)
23:00 米国10月ISM製造業景況指数

11月2日(火)
08:50 日銀・金融政策決定会合議事要旨

11月3日(水)
21:15 米国10月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国10月ISM非製造業景況指数(総合)
27:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

11月4日(木)
21:00 イギリス英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00 イギリス英中銀資産買取プログラム規模
21:00 イギリスイングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表

11月5日(金)
21:30 米国10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国10月平均時給(前年同月比)
21:30 米国10月平均時給(前月比)
21:30 米国10月失業率

日米市場

米国市場はGAFAMの決算がまちまちの展開となっているがS&P500の構成企業では市場予想を上回る決算となる企業が多くあり、市場は値を上げやすい展開となっている。

予算案の進展が取りざたされているインフラ投資関連、本格化する年末商戦への期待からも米国市場が堅調に推移するのかどうか、注目していきたいところだ。

日本市場は31日に衆議院総選挙が行われる。

与野党の構図に変化はないと思われる事から、議席の獲得数などに注目が集まると思われる。与党の議席数が想定よりも変わりがある場合、大きく相場が動く可能性はある。

(日経平均)

(Yahoo financeより)

欧州市場

企業の業績改善期待が市場を底支えし、ストック欧州600は3週連続の続伸となった。

中国不動産大手の恒大の社債利払いを受けて市場心理が改善するなどしており、主要企業の企業決算が好調であろう事も市場の底を支える材料として意識されているようだ。

10月のユーロ圏PMI速報値の製造業は小幅に数字を下げる形となったが、サービス業は大きく値を下げるなどしており、欧州市場は経済活動再開に伴う回復が停滞している事が示されている。

コロナウイルス感染症が再び増加してきている欧州市場で今後何かしらの感染予防対策がなされるのか、それによって経済活動がどのように変化するのか注目と言ったところだ。

(EU圏PMI速報値 サービス業)


(tradingeconomicsより)

今週の為替(EUR/JPY)

EURJPY 週足

EURJPYの週足ではエリオット波動上の1波~5波が終わりa~b波後のc波を形成している部分に来ている。

オレンジ色の線を抜けることができればc波の形成となることから下降の余地はかなりありそうだ。

雲を抜け、移動平均線を抜ければc波形成のための下降トレンドも強くなりそうだ。

超長期で見た場合には三角持ち合いの形成の可能性もあり、5波とa波で形成された高値が暫くは上値抵抗線となるだろう。

まずは現在の価格から値を下げる勢いがでるのかどうか、雲を抜け、移動平均線をも抜け、勢いが出ればオレンジ線までの下降が発生する可能性がある事から、波をしっかりと見極めて乗っていきたいところだ。

EURJPY 日足

EURJPYの日足はエリオット波動論上で5波の形成と中途なっている。

4波が終わった後の5波の形成のための上昇となっており、オレンジ線を抜ける事で5波が完成する。

5波を付けた後はオレンジ線の上の高値で上値を抑えられる形で下降、a~c波を形成すると思われる。

5波が狭い、上値も断定的となっている事から、売買を行うのであれば、a-b波の形成後のc波での売買か、グランビルの法則の中の売りの1つ目、5波が終わった後のa波の形成時に売りを仕掛けるという流れがよいかと思われる。

上位足でも下降のサインが出ている事から、上記のシナリオはある程度、きれいな形で出現するのではなかろうか。

Excellent