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石田 和哉

米国市場はFRBが積極的な利上げに動く可能性、FOMCの動向などを受け波乱に飛んだ展開となっており、27日には年初来安値となる34160ドルを付け、1月4日の高値の36799ドルから2600ドル超の下落となり年初来安値を付けたが、アップルが好調な決算を発表した事などからハイテク株が中心に値を上げる展開となった。

上げ幅は564ドルと年初来上げ幅となっているが、1月4日からの下げ幅はS&Pで7%ナスダックで12%、ダウで4.4%の下落となっている。

チェリー・レイン・インベストメンツのパートナー、リック・メックラー氏は「投資家は金利上昇局面の影響に適応しようとしている」と指摘。「一部投資家にとってはなお債券より株式の方が魅力的で、底値を探る展開となっている」とし、「とりわけナスダックにて安値で買うバーゲンハンティングの動きが見られる」と述べるなど米国市場の底入れの可能性を匂わせたことから、ここからの反転に期待したいところだ。

米国NY証券取引所

(Reutersより)

2月第1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
1月31日(月)
19:00 ユーロ10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
19:00 ユーロ10-12月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)

2月1日(火)
24:00 米国1月ISM製造業景況指数

2月2日(水)
19:00 ユーロ1月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
19:00 ユーロ1月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
22:15 米国1月ADP雇用統計(前月比)

2月3日(木)
21:00 イギリスイングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 イギリス英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
21:00 イギリス英中銀資産買取プログラム規模
21:45 ユーロ欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30 ユーロラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
24:00 米国1月ISM非製造業景況指数(総合)

2月4日(金)
22:30 米国1月失業率
22:30 米国1月非農業部門雇用者数変化(前月比)
22:30 米国1月平均時給(前年同月比)
22:30 米国1月平均時給(前月比)

日米市場

米国市場は週末の市場が564ドルの戻りを見せた事から戻りを試す展開となりそうだ。
3月にも利上げが行われると予想されている事から、上値は重いと思われるが、ある程度の戻りは発生すると思われる。

日本市場も先週末に大きく値を戻したことから、一時的な安値を付けたと思われ、今週はある程度の戻りが期待できる1週間となりそうだ。

移動平均線が軒並み下降を示している事から上値は重いと思われるが、レンジ相場で推移すると考えた場合にはある程度の戻りは発生すると思われる。

米国と同様上値は重いと思われるが、ある程度の戻りの流れとレンジの高値での推移に期待したいところだ。

(日経平均67年推移)

(macrotrendstより)

欧州市場

ストック欧州600は3週連続の続落となっている。

景気減速感が強まり続けているものの、景気減速の長期化は避けられると思われている。1月のドイツZEW景況感指数は4か月連続で低下したものの、期待値は上昇するなどしており、コロナウイルス感染症の感染者数は増加し続けている事で規制が強化されている事によるサービス業への影響などが景況感指数に表れているが、影響は長続きしないと思われる。

ロシアによるウクライナ侵攻をめぐる問題が地学的リスクとして燻っており、リスクの高まりが原油価格などのエネルギー関連への影響、EU市場への影響なども念頭に置いた判断をしたい所となっている。

(ドイツ1月景気期待指数)

(Bloombergより)

今週の為替(EUR/CAD)

EUR/CAD 日足

EURCADの日足では大きな下降トレンド(白線)からの調整(青線)が終わり、再度のトレンド形成のための波動形成がなされている可能性が見て取れる。

波動論上は推進波と調整波が交互に発生することで波動を形成しているが、下位の時間足上位の時間足などにも影響される事から現在発生している推進波(赤線)が大きく見た場合に調整波となる可能性もある。

現時点では調整波(青)のcと推進波(赤)の1で形成された高値を抜けることがあれば上昇トレンドが、下抜けてくるようであれば再度の下降トレンドという形で大きな下降トレンド(紫)での推移となる可能性がある。

分かりにくいが、赤の推進波次第では、白線の下降トレンドが継続、大きな波形での推移ということになる。

EURCAD 1時間足

EURCAD1時間足は下降トレンドでの推進波からの調整波の形成がなされている状況となっている。

調整波の最終波、c波の形成となっている事から、ここから再度の推進波の発生に注視したい所となっている。

調整波のa-c波の形成が白い下降トレンドでの推進波の61.8%の戻りとなっている事からc波がこのまま上昇し続け全値戻りとなることは考え難い。

Excellent