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石田 和哉

19日の米国市場は米国国債利回りが3%に迫った事などを受け、アマゾン、アップル、マイクロソフトなどが軒並み売られたことで値を下げる展開となった。

ナスダックは2.6%、ダウ工業30種は0.2%、S&P500は1.2%とそれぞれ1週間で値を下げる形となっている。

スパルタン・キャピタル・セキュリティーズ(ニューヨーク)のチーフエコノミスト、ピーター・カーディロ氏は「世界的な金利上昇と中銀当局者の発言が薄商い下での株売り要因として使われている」と述べ、CIBCキャピタル・マーケッツのFX戦略北米主任ビパン・ライ氏は「インフレを目標に向けて低下させることが全て」で、「FRBの仕事はまだ終わっていない」と述べた。

(米ダウ推移 上値を抑えられる形で推移している)


(eutersより)

8月4週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
8月23日(火)
23:00 米国7月新築住宅販売件数(前月比)
23:00 米国7月新築住宅販売件数(年率換算件数)

8月25日(木)
15:00 ドイツ4-6月期国内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
15:00 ドイツ4-6月期国内総生産(GDP、改定値)(前期比)
15:00 ドイツ4-6月期国内総生産(GDP、改定値、季調前)(前年同期比)
20:30 ユーロ欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨
21:30 米国4-6月期四半期実質国内総生産(GDP、改定値)(前期比年率)

8月26日(金)
21:30 米国7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国7月個人消費支出(PCEデフレーター)(前年同月比)
21:30 米国7月個人消費支出(PCEコア・デフレーター、食品・エネルギー除く)(前年同月比)
23:00 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

日米市場

日米市場共に方向感を探る展開に。日本市場は高値圏でのもみ合い、緩やかな下降となる可能性が見て取れる。
米FRBパウエル議長のジャクソンホール会議を控えての様子見の流れも強くなるとは思われるが、週末の米国市場が値を崩したことから、下降に転じる可能性もありそうだ。

米国市場も同様にジャクソンホール会議を控えており、相場に向かい難い環境があり週の半ばには上値の重い展開となるのではないのだろうか。

(米FRB パウエル議長)

(Reutersより)

欧州市場

欧州市場は米国市場での米国債利回りの上昇に加えて、ドイツ7月生産者物価指数の上昇率が過去最大となった事から、欧州経済の中心ともいえるドイツ経済の見通しの悪化が上値を抑え市場の反落を招く原因となった。

ドイツの7月生産者物価指数はロシアによるウクライナ侵攻によるエネルギー価格の上昇が影響を及ぼし、1949年の統計開始以降で最大の上昇率となっている。

この流れを受け、欧州市場は450を前に失速、上値を抑えられる形となっており、この流れがどこまで続くのか注目となっている。

(STOXX EUROPE600推移)

(GONTIGOより)

今週の為替(USD/JPY)

USD/JPY 4時間足

USD/JPYの4時間足では三角持ち合い形成からの上抜けの形となっている。
言い方を変えれば、エリオット波動のa-c波、調整波の形成後ともいえることからここからの再度の上昇となるのか注目していきたい所ともなっている。

三角持ち合いの形成は1と2とで2回行われており、1つめの三角持ち合い形成からの上昇は2つ目の三角持ち合いでの抜けと繋がる動きとなっている。

2の三角持ち合いからの抜けは、波動論の1波の可能性、もしくは3波の可能性とも取れる事から、暫くは上昇となりそうだ。

その場合には直近の最高値が意識されると思われるが、米国で開催されるジャクソンホール会議などの展開次第では容易にドル高へ抜けてくる可能性もあり、今週は慎重なトレードを心掛けたい所となっている。

Excellent