(function() { var didInit = false; function initMunchkin() { if(didInit === false) { didInit = true; Munchkin.init('105-GAR-921'); } } var s = document.createElement('script'); s.type = 'text/javascript'; s.defer = true; s.src = '//munchkin.marketo.net/munchkin.js'; s.onreadystatechange = function() { if (this.readyState == 'complete' || this.readyState == 'loaded') { initMunchkin(); } }; s.onload = initMunchkin; document.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s); })();

石田 和哉

5日の米国市場は雇用統計が堅調な労働市場の状況を示したこと、好決算のアップルの株価が大きく値を上げたことなどから大きく値を伸ばす展開となった。

米労働省が発表した4月の雇用統計では非農業部門雇用者数は25万3000人増加で、予想を大幅に上回った。
失業率は53年ぶりの低水準となる3.4%に改善した。

インベスコのチーフグローバルマーケットストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏は「雇用統計は米経済の状態を示すものであり、今日の結果は米経済が従来の予想よりも良好な状態にあることを示唆している」と述べた。

(米DJI推移)

1_glyoj

(Bloombergより)


5月2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

5月8日(月)
08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨

5月10日(水)
21:30 米国 4月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国 4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30 米国 4月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 米国 4月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)

5月11日(木)
20:00 イギリス 中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨
20:00 イギリス イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表

5月12日(金)
15:00 イギリス 1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
15:00 イギリス 1-3月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
15:00 イギリス 3月月次国内総生産(GDP)(前月比)

日米市場

日本市場は連休明けとなっているものの、米国市場が週末に大きく値を上げる展開となった事、FOMCのパウエル議長が利上げの停止を示唆するなど経済面のリスクを意識した発言を行っており、雇用統計で下落したがアップルの好調な決算や地銀が売られ過ぎ感から買戻しを呼び5日大幅に反発した米国市場の展開に追従できるのか?注目と言った所だ。

米国市場は週の半ばにCPIを予定しており、底固めとなる様な数値を期待したい所となっている。
投資家の不安心理の度合いを示すボラティリティー・インデックス(VIX)は3月16日以来となる大幅低下となっており、投資家の心理は急速に改善している様だ。

(ボラティリティー・インデックス推移)

2_eqdou

(Bloombergより)

欧州市場

英国欧州市場共に上昇で推移する展開となった。

米国市場で発表された米国雇用統計が堅調であった事から、米国経済への懸念が後退した事が市場を底支えする形となっている。

ECBは今後も更なる金利の引き上げを示唆するなどしており、方向性の見えにくい状況は続いている。

米国市場を横目に、中国経済にも左右される、日本市場の様な展開となりそうだ。

(戴冠式を目前に控えるチャールズ英国王とカミラ王妃)

3_fdfkg

(BCCより)

今週の為替(USD/CNH)

4_mjrjq

USD/CNH 日足

USD/CNH日足では三角持ち合いが形成されている。
三角持ち合いからの下抜けと言いたい所だが、上値部分が水平に近いことから上値抜けとなる可能性が強くなっている。

下抜けとなった場合には勢いが無い、薄い可能性もあるので下抜けの場合には長期間の保持は厳禁となるかもしれない。

ここからの上抜けの場合にはエリオット波動上の上昇波動の3波として数えられる可能性もある事から大きく上抜けるかどうかの見極めもしっかりと行っていきたい所だ。

為替市場は1日の変動幅が大きくなっており、注意したいところであるが波に乗れれば大きく取れるところでもあるので取引量を調整しながら取引したい。

Excellent
5日の米国市場は雇用統計が堅調な労働市場の状況を示したこと、好決算のアップルの株価が大きく値を上げたことなどから大きく値を伸ばす展開となった。 米労働省が発表した4月の雇用統計では非農業部門雇用者数は25万3000人増加で、予想を大幅に上回った。 失業率は53年ぶりの低水準となる3.4%に改善した。 インベスコのチーフグローバルマーケットストラテジスト、クリスティーナ・フーパー氏は「雇用統計は米経済の状態を示すものであり、今日の結果は米経済が従来の予想よりも良好な状態にあることを示唆している」と述べた。