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石田 和哉

10日の米国市場は米国債利回りが上昇した事、配車大手のリフト社の利益見通しが低調なものとなった事などを受けてナスダックは値を下げる展開となった。
一方ではダウ工業30種、S&P500種は反発するなどした。

週間で見るとナスダックが2.41%の下落と大きく値を下げており、S&Pも1.1%の下落、ダウも0.17%の下落と上値の重い1週間となっている。

CFRAリサーチのチーフ投資ストラテジスト、サム・ストボール氏は、投資家の間では経済指標が反映していない情報を債券市場が示しているのではないかという見方が出たと指摘。「米債利回りの上昇は高成長を遂げるハイテク企業に一段の悪影響を与えるだろう」と述べるなどしている。

(NASDAQ推移)

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(Bloombergより)

2月3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

2月14日(火)
08:50 日本10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
08:50 日本10-12月期四半期実質国内総生産(GDP、速報値)(年率換算)
19:00 ユーロ10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前年同期比)
19:00 ユーロ10-12月期四半期域内総生産(GDP、改定値)(前期比)
22:30 米国1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
22:30 米国1月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
22:30 米国1月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
22:30 米国1月消費者物価指数(CPI)(前月比)

2月15日(水)
22:30 米国1月小売売上高(除自動車)(前月比)
22:30 米国1月小売売上高(前月比)

日米市場
日米ともに方向感に欠ける展開となりそうだ。

日本市場は高値圏でのもみ合いが続いており、もみ合い展開を嫌気した、売りが発生する可能性が強くなりつつある。
事前に報道された日本銀行総裁に現副総裁の雨宮氏となる可能性から戦後初の学者の植田和男氏・元審議委員を登用報道など、14日を前にして様々な憶測も出ており、上値の重い展開となる可能性もある。

米国市場も日本と同様に上値の重い展開となりそうだが、週の半ばに発表される消費者物価指数、小売売上高の数字如何では大きな動きとなる事もありそうだ。

(日経225推移)

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(Bloombergより)

欧州市場
欧州・英国市場共に値を下げる展開となった。
英国市場では利上げ懸念から売りが優勢となり、先週過去最高値を付けたFTSE100も一旦、高値圏での調整、下地固めと言った所なっている。
懸念として、英国中央銀行でも追加利上げの是非で意見が分かれていると言う報道も上値を抑える形となっているようだ。

欧州市場も利上げが長期化する可能性があるという見通しが出た事で上値が抑えられた形となっている。
米消費者物価指数に注目も集まっており、方向性の見えにくい展開となっているようだ。

(英FTSE100)

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(Bloombergより)

今週の為替(AUD/NZD)

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AUD/NZD 日足

AUD/NZDの日足では波動論上の1-3波の形成が見て取れる。
1-2波がかなり狭い形で形成されており、場合によっては1-3波が1-2波と判断される可能性もあるものの、一時的な上昇トレンド形成となっている。

3波の場合には4-5波までの流れが残り、2波の場合には最も利益が出るとされる3波でのトレードを行うことが可能となっている。
直前までの下降トレンドの高値安値の61.8%(1.11130)までの戻りはまだ多少の猶予もある事から買い目線でトレードを行いたいところだ。

Excellent