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石田 和哉

7日の米国市場はグッドフライデーで休場となったものの、3月米国雇用統計が発表されたことでFRBによる利上げの可能性が示唆される形となった。

米国雇用統計は非農業部門雇用者数が23.5万人と市場予想は下回ったものの、堅調な推移となっており、失業率は3.5%と0.1%下落し、労働市場の労働者不足が示された。

コーペイのチーフマーケットストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「FRBは5月のFOMCに向け、金利がより長期にわたり高水準にとどまるとのメッセージを発信し続け、最後の利上げに対する期待を支えるだろう。これがドルの下支えになる」、加えて「とはいえ、最近のデータは経済に関するリスクがよりネガティブになりつつあることを示唆している。今後数週間で発表されるインフレ率と小売売上高が失望的な内容となれば、全ての見方が白紙に戻る」と述べるなどした。

欧州では週開10日も休場となる事から、静かな展開は続きそうだ。

(米国雇用統計推移)

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(TradingEconomicsより)

4月2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

4月12日(水)
21:30 米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)
21:30 米国3月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 米国3月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国3月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
23:00 カナダ銀行 政策金利
27:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

4月13日(木)
15:00 イギリス2月月次国内総生産(GDP)(前月比)

4月14日(金)
21:30 米国3月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 米国3月小売売上高(前月比)

日米市場

日本市場は不安定な展開となりそうだ。
4月4日からの下落幅は700円超となっているが、週末の市場展開が米国に依存する形となっている。
7日は米国市場が休場となっている事、週明けは欧州市場が休場となる事から不安定な方向性の見えにくい展開となりそうだ。
米国市場も同様に底堅い展開となりそうだが、消費者物価指数、小売売上高の発表がある事もあり、底堅い展開となるだろう。

(日経225推移)

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(Bloombergより)

欧州市場

欧州市場はグッドフライデーの為、休場となっており、週明けも休場となる事から米国市場動向を横目に見る形で推移しそうだ。
水曜日に英国GDP値の発表がある事もあり、英国経済指標に注目が集まるだろう。
米国では消費者物価指数、小売売上高もあり日々、米国市場の展開次第と言ったところとなっている。

(Stoxx欧州600指数推移)

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(Bloombergより)

今週の為替(CAD/CHF)

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CAD/CHF 4時間足

CAD/CHF4時間足では三角持ち合いからの抜けと言った部分となっている。

2回三角持ち合いとなっており、1度目の三角持ち合い下抜きではそれほどの勢いをつける
ことなく、2度目の三角持ち合いからの下抜けを模索している部分となっている。

形的には上昇となった場合に勢いの出やすい三角持ち合いだが、下降での下抜けを試す段階
となっており、下降となった場合には直近安値で一度意識をした後に、大きく下抜けとなる
可能性もありそうだ。

Excellent