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石田 和哉

14日の米国市場は小売売上高・鉱工業生産・消費者信頼感など一連の経済指標を受け反落して週を終えた。

3月小売売上高は前月比1.0%減と市場予想の0.4%減からの落ち込みとなり、消費者物価指数は63.5と前月の62.0から上昇を見せ、1年先のインフレ期待は上昇となった。

FRBのウォラー理事は14日、FRBが過去1年にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず、インフレ率を目標とする2%に戻すことにあまり進展が見られていないと述べ、一段の利上げが必要との考えを示した。

一方、米アトランタ地区連銀のボスティック総裁は13日、ロイターのインタビューで、インフレがFRBの2%目標に着実に回帰していくと予想し、0.25%ポイントの利上げを1回実施すれば現行の引き締めを終了できるとの見方を示している。

(米国雇用統計推移)

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(YCHARTSより)

4月3週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間

4月18日(火)
11:00 中国 1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
11:00 中国 1-3月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)

4月19日(水)
18:00 ユーロ 3月消費者物価指数(HICPコア指数、改定値)(前年同月比)
18:00 ユーロ 3月消費者物価指数(HICP、改定値)(前年同月比)

4月20日(木)
20:30 ユーロ 欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

4月21日(金)
08:30 日本 3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品・エネルギー除く)(前年同月比)
08:30 日本 3月全国消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)(前年同月比)
08:30 日本 3月全国消費者物価指数(CPI)(前年同月比)


日米市場

日本市場は大きな戻りが見られているものの、週末の米国市場が軟調な展開となった事もあり、一旦、上値を付けに来る展開となりそうだ。
米国市場の推移次第という部分が強く出る事には変わりなく、米国市場が上昇すれば日本市場もそれなりに、米国市場が下落すれば日本市場はやや過剰にと言った反応が続くだろう

米国市場での重要イベントが無い事から、週明けの中国GDP値、週末の日本消費者物価指数を横目に見ながら、といったところとなりそうだ。

(ダウ推移)

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(Reutersより)


欧州市場

欧州市場は続伸して終える展開となり、ストック欧州600種指数は1年2ヶ月ぶりの高値を付けるなど好調な展開となった。
米国銀行大手の好決算、FRBの利上げサイクル終了などが材料となっており、週間ベースでは1.74%、4週連続の上昇となっている。

週の半ばから後半にかけて3月消費者物価指数、欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨などが控えている事から素直に上昇し続けるとは思いにくい部分もあるが、反落した米国市場がどの様な展開となるの、経済指標とECB理事会議事要旨と合わせて注意したいところだ。仏高級ブランドのエルメスが過去最高値更新するなど中国やアジア富裕層に受け入れられており、欧州ブランドの力が増していることから長期的にはユーロが強くなる可能性があると考えられる。

(仏エルメス株価 過去最高値を更新)

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(Bloombergより)

今週の為替(USD/JPY)

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USD/JPY4時間

USDJPY4時間足では下降トレンドからの戻りで推進波1-5波の形成がなされている様に見える。
1-4波までは既に完成されており、5波で134.80付近を目指しての上昇と言ったところとなっており、3波4波で形成された高値抜けからのトレードでは期待が持てそうだ。

134.00付近での抜けから 134.80付近までの上昇とある程度は期待できそうな形となっている。

5波はそれ程、勢いが出ない、出難いと言われている事もあり、134円台後半にまで推移した場合には一旦の利食いも考慮に入れた取引を行いたいところだ。

Excellent
14日の米国市場は小売売上高・鉱工業生産・消費者信頼感など一連の経済指標を受け反落して週を終えた。 3月小売売上高は前月比1.0%減と市場予想の0.4%減からの落ち込みとなり、消費者物価指数は63.5と前月の62.0から上昇を見せ、1年先のインフレ期待は上昇となった。 FRBのウォラー理事は14日、FRBが過去1年にわたり積極的な利上げを行ってきたにもかかわらず、インフレ率を目標とする2%に戻すことにあまり進展が見られていないと述べ、一段の利上げが必要との考えを示した。