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石田 和哉

4日の米国市場は、発表された米国雇用統計の数字が市場予想を下回った事で、市場の上値を抑える形となった。

非農業部門雇用者数は18万7000人増と、伸びは市場予想を下回った。失業率は3.5%と前月の3.6%から低下し、賃金は前月比0.4%の上昇と前月と同水準となった。
前年比では依然高く4.4%上昇と高い水準で推移している。

3日のアマゾンの決算が市場予想を上回待った事もあり、4日は8.3%の上昇となっている。アップルは1株利益が予想を上回ったが、iPhoneの売り上げが伸び悩み弱く、4.8%安く終わり、各社の成長がポイントとなっている。

AXSインベストメンツのグレッグ・バスク最高経営責任者は「全体として経済も企業業績も8月に向けて良い方向に向かっているように見えるが、これら大手企業は投資家の不安をかき立てる可能性がある」と指摘した。

(米雇用統計諸データ)

(米労働省より)

8月第2週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
8月10日(木)
21:30 米国 7月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
21:30 米国 7月消費者物価指数(CPI)(前月比)
21:30 米国 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前年同月比)
21:30 米国 7月消費者物価指数(CPIコア指数)(前月比)

8月11日(金)
15:00 英国 6月月次国内総生産(GDP)(前月比)
15:00 英国 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
15:00 英国 4-6月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)


日米市場
日本市場は連休となる前日の10日に決算発表のピークを迎える事から、その内容を見極めようとする動きが強くなりそうだ。
7月31日にTOPIXは年初来高値を更新したものの、8月2日に米国国債格下げの報道を受けて大幅に値を下げる形となり、方向性の見えにくい展開が続いている。

日経平均は2日間で1400円近い下落、週末はかろうじて値を維持したものの、週間では大きく値を下げる形となっており、上記で述べた米国国債の格下げショックが影響を与えそうだ。

(東証株価指数 TOPIX)

(Bloombergより)

欧州市場
欧州市場は英国・EU市場共に反発して週を終えている。
英国市場は週間でみると1.69%の下落、EU市場も2.44%の下落とそれぞれが値を下げる展開となっている。

欧州英国市場共に米国雇用統計の数字を受ける形での推移となっており、予想を下回るが米国経済の底堅い展開、労働市場の引き締めができている事ではないかということが好感されての推移となっている。

アナリストらは今回の統計を受け、FRBの金融引き締めが近く終了し、米経済が「ソフトランディング」することへの期待感が高まったと指摘するなどしている。

(STOXX EUROPE600)

(CNBCより)

今週の為替(XAU/USD)


XAU/USD 4時間足

XAU/USD4時間足では調整波のa-cが終わり、再度の推進波3波の形成となっている。
どこからをc波、次の1波として捉えるのか、c波と1波を同じ部分でカウントするのか次第で、多少の形の変化はあるものの、下降内での調整波形成には変わらない。

ここからの再度の下落、3の波からの戻り(4波)を付けた後の再度の下降による下降トレンドは、5波の形がどのようになるのか現在の4波形成と3波で作り出された安値をどこまで勢いよく抜けるのかが注目となりそうだ。

Excellent