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石田 和哉

29日の米国市場はS&P500がインフレ指標を受け下落する流れとなった。

29日発表された米8月個人消費支出価格指数は、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数の伸びが前年同月比3.9%と、前月の4.3%から減速。
2021年6月以降で初めて4%を下回る数字となった事でFRBに及ぼす影響についての憶測、第3四半期末の調整などもあり、月間では今年最大の下落となった。

USバンク・ウェルス・マネジメントのエリック・フリードマン最高投資責任者は「インフレ率は予想より好転しているものの、なお高止まりしている」と指摘。
一方で「四半期末を迎え、株式と債券の両市場であらゆる動きが見られる」とするなどとした。

ここ3か月間でS&P500は3.6%、ダウ工業30種が2.6%、ナスダックが4.1%の下落を見せた。

(米個人消費支出価格指数)

(bea.govrより)

10月1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
10月2日(月)
08:50 日本 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
23:00 米国 9月ISM製造業景況指数
24:00 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言

10月4日(水)
21:15 米国 9月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 9月ISM非製造業景況指数(総合)

10月6日(金)
21:30 米国 9月平均時給(前年同月比)
21:30 米国 9月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国 9月失業率
21:30 米国 9月平均時給(前月比)
21:30 カナダ 9月新規雇用者数
21:30 カナダ 9月失業率

日米市場
日本市場は底固めの展開となるのか、開催中のJapanWeeksの注目度次第では株価復調もあり得そうだ。

日本の金融市場の魅力の情報発信が目的のこのイベント。
国際金融センターの実現に向けた日本政府の姿勢・意気込みが本物であれば市場も活発化してくる可能性がある。

米国市場は雇用統計週という事もあるが、値を崩している各市場がどの様な展開となるのか、S&P500は3.6%、ダウ工業30種が2.6%、ナスダックが4.1%と日経平均閑散で1000円近い下落となっており、ここからの戻しの有無は注目したい。

(3.6%の下落となっているS&P500)

(Reutersより)

欧州市場
欧州市場は値を上げて週を終えたものの、3か月ベースでは下落となった。
STOXX欧州600は2.5%安と1年ぶりの下落となっている。

EU圏の9月インフレ率鈍化した事を受け、ECBが利上げを停止するのでは?との憶測が強まった事での続伸での推移を裏付ける形で、TSロンバードの欧州・グローバルマクロ担当ディレクター、ダビデ・オネグリア氏は投資家向けメモで「我々が考えるようにディスインフレとスタグネーションが続けば、利下げに関する議論は市場が予想するよりも早く戻ってくるだろう」と述べる等している。

英国市場は第2・四半期GDP確定値がコロナ禍前の水準を上回る数値へと上方改定されこの流れを受け、値を上げる形で推移している。

(英FTSE推移)

(Reuterより)

今週の為替(USD/JPY)

USD/JPY 日足(一目・5MA・20MA・100MA )

非常に良い形、興味深い形となっている。

波動論・ダウ理論から見た場合には推進波1-5波の形成の最終局面、5波の形成となっており、予想される移動平均線の推移や調整波a-c波の形から下降トレンドへと転換する可能性が見て取れる。

日足であることから転換、トレンドの発生確認まで聊か時間はかかるが、トレンドが発生するであろう部分、調整波a-bでの安値抜けとなった場合にはある程度の利益も望める。

現在は5波の高値を形成しきれていないことからここから更に上昇となるのかどうか?を見極めたい部分であり、仮に上昇継続となった場合には150円を超えた部分での上値抵抗線での押し合いが発生すると思われる。

絶好のチャンスともいえる事からしっかりと監視していきたいところとなっている。

Excellent