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石田 和哉

27日の米国市場はまちまちの展開となったものの、週間ベースでは3指数、ダウ・ナスダック・S&P500ともに値を下げる展開となっている。

S&P500は7月31日から10.28%の下落となっており、米国市場は岐路に立たされているのかもしれない。

米商務省が27日発表した9月の個人消費支出価格指数はコア指数の伸びが前年同月比3.7%で、8月の3.8%から低下し2年余りぶりの低水準となっている。

ベアードの投資戦略アナリスト、ロス・メイフィールド氏は「市場のトレンドに逆らうのは難しい。トレンドは一段と下落している。決算は好調だが、反転上昇の起爆剤にはなっていない」と述べるなどした。

(S&P500 )

(Reutersより)

11月1週の注目ポイント(経済指標)

時間表記:日本時間
10月30日(月)
18:00 ドイツ 7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前期比)
18:00 ドイツ 7-9月期国内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
18:00 ドイツ 7-9月期国内総生産(GDP、速報値、季調前)(前年同期比)

10月31日(火)
--: -- 日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
--: -- 日本 日銀展望レポート
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前期比)
19:00 ユーロ 7-9月期四半期域内総生産(GDP、速報値)(前年同期比)
19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICP、速報値)(前年同月比)
19:00 ユーロ 10月消費者物価指数(HICPコア指数、速報値)(前年同月比)
21:30 米国 7-9月期四半期雇用コスト指数(前期比)
21:30 カナダ 8月月次国内総生産(GDP)(前月比)
21:30 カナダ 8月月次国内総生産(GDP)(前年同月比)

11月1日(水)
21:15 米国10月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国10月ISM製造業景況指数
27:00 米国米連邦公開市場委員会(FOMC)、終了後政策金利発表
27:30 米国パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、定例記者会見

11月2日(木)
21:00 イギリスイングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:00 イギリス英中銀金融政策委員会(MPC)議事要旨

11月3日(金)
21:30 米国10月非農業部門雇用者数変化(前月比)
21:30 米国10月平均時給(前月比)
21:30 米国10月平均時給(前年同月比)
21:30 カナダ10月新規雇用者数
21:30 カナダ10月失業率
23:00 米国10月ISM非製造業景況指数(総合)

日米市場
日本市場は決算発表が本格化しており、個別銘柄物色による市場の動意が見られそうだ。
輸出企業は円安による好決算を見込まれるものの、それ以外の企業では多少の業績修正や見通しの修正などが行われる可能性があり、10月31日には316社決算が発表となることから週の前半に大きな山場を迎えるのではないのだろうか。

米国市場は週末にかけてのFOMC、米国雇用統計があり、中東情勢・ウクライナ情勢と外部要因に右往左往する展開となりそうだ。

31日のEU圏GDP、3日の非農業部門雇用者数変化、失業率などなどイベントは山盛りだ。
また、7月31日より良い所の無いS&P500の動向に注意したいところだ。

(ガザ地区境界でのイスラエル装甲輸送車)

(Reutersより)

欧州市場
欧州市場ではフランスの製薬大手のサノフィが25年度の営業利益率の引き上げを撤回した事が投資家の失望を読んでおり、サノフィによる相場の押し下げで値を下げる展開となっている。

STOXX欧州600は1週間で0.96%の下げ、2週連続の下落となっており、サノフィなどさえない決算、低調な経済指標が重石となっている。

英国も同様に続落となっており、こちらは英国ナットウエストの業績下方修正による銀行系の売りによる相場の押し下げだ。
週間でも1.5%の下落、こちらも2週連続の下落となっている。

旧ブレグジット党の党首を務めたナイジェル・ファラージ氏の「銀行取引解除」における違反の可能性を巡り、規制当局の調査に直面という報道も売りを呼んでいる様だ。

(サノフィ株価推移)

(Reutersより)

今週の為替(USD/JPY)

USD/JPY 日足(一目・5MA・20MA・100MA )

先々週に下値の可能性もしくは上値抵抗線での押し合いがという話をしたUSD/JPYだが150円を意識した部分で上値を抑えられる形、5波の終盤に掛かっている様だ。

150-152という抵抗線での押し合いとなっており、上値の壁はかなり厚く感じるが、もみ合いが長期間続いた場合=高値での推移が続いた場合には下値支持線の形成と抵抗線での押し合いがもみ合い、上下どちらに推移してもおかしくない形となる可能性がある。

高値を追う流れ、1-5波の形からのa-c波の形成、再度の1-5波の形成がレンジで推移する可能性も出てきている。

4時間足でも何度も下値を探る、下方向に行こうとする動きを見せているが移動平均線で何度も押し返される形となっており、どの方向に推移するのか難しい部分となっている。

Excellent