サポートレジスタンス 決済ポイントの見つけ方

これまでの記事で、サポートレジスタンスの見つけ方と、サポートレジスタンスのエントリーポイントの見つけ方について説明してきました。どこで決済するかはどこでエントリーするかと同じくらい重要です。今回は、サポートとレジスタンスを利用した決済ポイントを改善する方法を説明します。

サポートとは下落していた価格が反転して上昇する可能性がある価格帯のことです。

レジスタンスとは上昇していた価格が反転して下降する可能性のある価格帯のことです。

ストップをどこに置くか

ロング（買い）ポジションを建てる場合、ストップをサポートの下に置くことで、ストップにかかる可能性を減らすことができます。サポートより何pips下にストップを置くかは、マーケットのボラティリティを知る必要があります。静かなマーケット状況では、サポートから1pip下に置くのが正解ですが、ボラティリティの高いマーケットではサポートから5pips下に置くのが最適になります。

反対に、ショート（売り）ポジションを建てる場合、ストップはレジスタンスの上に置きます。

ターゲットをどこに置くか

ロング（買い）ポジションを保有している場合、ターゲットは次のレジスタンスとなります。

高度な戦略では、レジスタンスの上にターゲットを置き、より高いブレイクを期待します。

トレンドが強い場合、マーケットはレジスタンスを超えて上昇し、利益を伸ばすことができるためです。もしマーケットがレジスタンスで止まったら、すぐにポジションを手仕舞いましょう。

ショート（売り）ポジションを保有している場合は逆の戦略をとります。通常であれば、サポート付近がターゲットとなります。